治療経過

診断:口乾、口苦い、関脈弦、舌赤

肝胆の火旺による不調

鍼治療:足臨泣、外関、太渓、風池、肝兪、腎兪

腎水で肝木を潤い、内臓の調整で症状をとる。

患者:女性、60代

症状:十数年前から口に唾液が分泌しない、ご飯を食べるときお茶を飲まないとのどに通らない、冷え症

診断:尺脈沈、細、弱、舌苔白い 腎の陽虚による不調

治療:温補腎陽

鍼:太渓、腎兪(補法)

灸:関元、命門

三叉神経痛50年

診断:面白い、脈沈、弱、舌淡苔白

気滞血瘀による神経の痛み

治療:活血化

鍼:太衝、足臨泣、外関、翳風、合谷

灸:陽輔、陽谷

症状:右肩痛(20年前から)、右股関節痛、冷え症、便秘

診断:面色黄白、右関脈、左右尺脈沈弱

弁証:脾胃虚寒 腎陽虚

鍼:太渓、足三里、陥谷、三間、中渚、気海、中脘、腎兪、脾兪

灸:関元、命門

二回目の治療後便秘の薬をやめて、次の日に便が出ました、五回の治療で両手と足も暖かくなりました。中医学では腎は二便を司っているので、腎の陽気を補ったら、冷え症と便秘を改善できます。

 

中医診断:面色白、脈浮芤

弁証:胃脾虚弱による血虚

治療:温補胃脾

鍼:三陰交、太谿、足三里、内関、中脘、膈兪、脾兪、胃兪、腎兪

灸:関元、命門

 中医学では胃脾は後天の元、気血生化の源と言われています、血虚の場合は重点的に胃脾の調子を整えること。

 

 

脈診:両尺、右関弱

弁証:脾腎両虚

針:太白、足三里、太谿、関元、後渓、脾兪、腎兪、夾脊穴

主訴:2020年4月から朝起きて腰に激痛が走って、思わずしゃがんでしまいます、一時間くらいすると何ものないように普通になります。

八月初め頃に来院し、よく聞くと朝の五時から七時の間以外、昼でも夜中でも痛みが全くない普通に動きます。

朝の五時から七時、卯時となり、大腸経絡の流れ時間であります、また大腸と腎の相衝関係によって大腸と腎に問題があると判断しました。

治療:八脈交会穴公孫、内関、腎兪、太谿、関元、大腸兪

書いたのは18回治療の時、20回治療後痛みが殆どなかなり、重たるさだけ感じます。